(株)青巒荘(所在地:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上679、代表:髙知尾朝行)は2月1日、横浜地裁小田原支部において民事再生法の適用を申請した。
負債総額は約8.5億円。
資本金は5000万円。
同社は、1929年に設立され、奥湯河原温泉郷で最も古い温泉旅館として知られる。90年以上にわたり、「青巒荘」(客室数42室)を運営し、大自然の景勝地にあり、源泉2カ所からの温泉を利用した大浴場や野天風呂を備えている。しかし、個人消費の低迷や自然災害の影響で収入が減少し、2021年には約1億6800万円の収入と約5800万円の最終赤字を記録し、今回の措置となった。