続報。「（株）大生」は（福島県会津若松市中町＊＊＊）に所在している企業です。

同社は漆器製造卸で、令和6年（2024年）3月18日に福島地裁会津若松支部にて破産手続きの開始決定を受けました。（官報より参照）

停止時の負債総額は約２億円。
同社は漆器で製造されたお盆やお椀などを漆器問屋や地場の旅館・ホテルなどに卸販売していた。また、直営店を有し、漆器類や雛人形を販売していた。しかし、今般の新コロナ事態で主なエンドユーザーでもある旅館やホテルの需要が激減、直営店も観光客の減少に売上高が減少し、同社は赤字決算が続き、ウィズコロナ策に入っても売上高は回復せず、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された山口大輔弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和6年4月17日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和6年6月19日午前10時30分となっています。

当該事件は、令和6年（2024年）に発生したもので、番号は（フ）第13号となっています。

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