アイコン (有)中海ブルーベリーファーム(島根)/破産開始決定 農園 倒産要約版

Posted:[ 2024年9月 9日 ]

島根に拠点をおく、(有)中海ブルーベリーファームの破産開始決定の続報です。

負債総額は約0.8億円。

以下要約して表にしました。



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倒産要約版 JC-NET版

 

1

破綻企業名

()中海ブルーベリーファーム

 

2

本社

島根県安来市新十神町185

 

3

代表

安達進

 

4

設立

2005年11月.

 

5

資本金

300万円

 

6

業種

農園運営

 

ブルーベリー摘みの観光客販売、市場卸

 

7

農場名

「中海ブルーベリーファーム」

 

8

関連会社

()アダチ (破綻済み)

 

  本店:同/代表:同/業種:測量会社

 

 ※特記、同社は2024年4月3日、負債額0.2億円を抱え、松江地裁で破産開始決定を受けている。

 
 

9

破綻  2/2

2024年8月21日.

 

 破産手続きの開始決定

 

10

破産管財人 

伊中裕輔弁護士(伊中法律事務所)

 

 電話:0852-33-7312

 

 ※()アダチの破産管財人と同一

 

11

裁判所

松江地方裁判所

 

12

負債額

約0.8億円

 

13

破綻事由

同社は小泉内閣時代の聖域なき削減により、官庁工事予算が極端に削られ、官庁工事の建築・土木・測量会社などが受注不振に陥り、淘汰された。その間、国交省は官庁工事依存の建設工事業者に対して、多額の補助金を出して、事業の多角化を図らせた。

同社は測量会社の()アダチがこうした多角化の一環で開設した農園運営会社。しかし、リーマンショック~増税のアベノミクス消費不況と不況続き、農園経営が軌道に乗らない状態が続き、2017年に代表の健康状態が悪化し、実質同農園事業事を停止していた。

今般、親会社の()アダチが自己破産したことから、同社も同様の措置を取ったもの。

土木業者の多くが補助金も付くことから、事業の多角化をはかりハウス栽培や水耕栽培を手がけたものの、そのほとんどが失敗、撤退もしくは破たんしている。農業は日照時間・風水害・冷温・高温・病害虫、土壌などで作物の出来が左右され、非常に難しい。続く、農産物の輸入開放策の裏返しで、農水省は補助金の垂れ流し政策を永遠に続けている。

田んぼの場合、ザリガニの穴まで見つける必要がある。

 

 

 


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