島根に拠点をおく、(有)中海ブルーベリーファームの破産開始決定の続報です。
負債総額は約0.8億円。
以下要約して表にしました。
島根に拠点をおく、(有)中海ブルーベリーファームの破産開始決定の続報です。
負債総額は約0.8億円。
以下要約して表にしました。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(有)中海ブルーベリーファーム |
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2 |
本社 |
島根県安来市新十神町185 |
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3 |
代表 |
安達進 |
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4 |
設立 |
2005年11月. |
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5 |
資本金 |
300万円 |
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6 |
業種 |
農園運営 |
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ブルーベリー摘みの観光客販売、市場卸 |
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7 |
農場名 |
「中海ブルーベリーファーム」 |
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8 |
関連会社 |
(有)アダチ (破綻済み) |
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本店:同/代表:同/業種:測量会社 |
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※特記、同社は2024年4月3日、負債額0.2億円を抱え、松江地裁で破産開始決定を受けている。 |
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9 |
破綻 2/2 |
2024年8月21日. |
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破産手続きの開始決定 |
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10 |
破産管財人 |
伊中裕輔弁護士(伊中法律事務所) |
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電話:0852-33-7312 |
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※(有)アダチの破産管財人と同一 |
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11 |
裁判所 |
松江地方裁判所 |
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12 |
負債額 |
約0.8億円 |
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13 |
破綻事由 |
同社は小泉内閣時代の聖域なき削減により、官庁工事予算が極端に削られ、官庁工事の建築・土木・測量会社などが受注不振に陥り、淘汰された。その間、国交省は官庁工事依存の建設工事業者に対して、多額の補助金を出して、事業の多角化を図らせた。 同社は測量会社の(有)アダチがこうした多角化の一環で開設した農園運営会社。しかし、リーマンショック~増税のアベノミクス消費不況と不況続き、農園経営が軌道に乗らない状態が続き、2017年に代表の健康状態が悪化し、実質同農園事業事を停止していた。 今般、親会社の(有)アダチが自己破産したことから、同社も同様の措置を取ったもの。 土木業者の多くが補助金も付くことから、事業の多角化をはかりハウス栽培や水耕栽培を手がけたものの、そのほとんどが失敗、撤退もしくは破たんしている。農業は日照時間・風水害・冷温・高温・病害虫、土壌などで作物の出来が左右され、非常に難しい。続く、農産物の輸入開放策の裏返しで、農水省は補助金の垂れ流し政策を永遠に続けている。 田んぼの場合、ザリガニの穴まで見つける必要がある。 |