アイコン 上場廃止か?グッドウィルのラディアホールディングス

前6月期の同社は、グッドウィルやコムスン事業の撤退により、274億円の赤字から54億円の債務超過に陥っていたが、今期も利益が回復せず、本社移転費用・事業再編費用など特損計上により、140億円の赤字計上を予想、金融機関へのDES(債務の株式化)も難しく、上場廃止になる可能性が高まってきた。

最後の手段として第三者機関(ADR)による私的整理のガイドラインにより、債務の株式化や債務免除を受ける方策を採るとしている。
折口のデタラメ経営がもたらした結果であるが、バリーリントン馬事公苑という老健施設も耐震に問題がありゼクスから買取を拒絶されたりのお粗末さである。バーリントン事業はその後売却している。
今6月期予想、売上高3200億円、営業利益50億円、経常損失▲20億円、当期損失▲140億円。自己資本予想▲200億円。
ADRについても決断が遅すぎる。上場のタイムリミットは前期の決算で決定していることから、早期に対策を練るべきであった。こうなれば、身売りも検討事項となろう。

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[ 2009年6月16日 ]
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