アイコン 東北大、世界の井上学長論文、捏造の疑い発覚

金属材料研究で世界をリードする東北大学金属材料研究所、その所長を務め現在学長井上明久氏が平成7年からおととしまでに発表した3本の論文について、捏造疑惑が同大の教授らによって指摘されている。

 

捏造とされる内容は学者じゃないから調べず。
東北大学が金属材料で世界の最高水準にあるのは、1914年(大正3年)本多光太郎が鉄鋼の研究に乗り出し東北帝国大学臨時理化学研究所第二部が設置されたことに始まる。設立に当たっては住友財閥から資金の提供を受け、本多は磁性鋼のKS鋼を発明した。
2001年7月発表された研究機関ランキングによると、材料科学分野における世界第1位は東北大学であった(過去10年間における論文引用件数を基準)。材料科学分野の研究者別で論文引用件数の世界第1位である元・金属材料研究所の井上明久(現・東北大学総長)を初めとした金属材料研究所の寄与分が大きく、世界最先端の研究所の1つとなっている。


井上明久所長らのグループは、1994年、アモルファス金属が安定に存在するための経験則(井上の3経験則)を発表。
• 3種類以上の元素からなる多元系であること。
• これらの成分の原子寸法の比が互いに12%以上異なること。
• これらの成分が互いに負の混合熱をもち、化合物がエネルギー的に安定であること。
これらの経験則を満たす成分を用いることで、大きなバルク状の試料が得られるようになり、その後の金属材料技術の発展に大きく寄与している。
捏造が事実だったら、韓国のクローン博士のようになるのであろうか。残念!

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[ 2009年7月10日 ]
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