井関農機、早くも立ち直りへ
肥料・飼料価格の暴騰で経営不振に陥った農業、リーマンショックで輸出も頓挫した農機具メーカーであるが、同社は早くも回復の兆しが出ている。
同社は国内市場の売上高比率が85%前後と高く、厳しい国内での販売努力が結果をもたらしているようだ。海外は補助金行政で堅調な中国市場を除きまだまだ回復の兆しはないとしている。
国内の食糧自給率40%といわれ、民主政権になれば(農業もFTA化すると馬鹿者鳩ポッポが述べているが)、50%以上に引き揚げられることは必至、取り巻く環境はこれから良くなると思われる。もしも民主がこれまで犠牲となってきた農業をFTA化するならば、早期内部分裂をきたすこと必然。生活補助金で誤魔化すようなウツケはおるまい。農家は生活補助金頼みの乞食ではない。
第一四半期の業績状況
連結 百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期第一四半期 | 32,328 | -526 | -432 | -520 |
10年3月期第一四半期 | 29,461 | 374 | 388 | 397 |
なお、通期予想は、売上高1540億円、経常利益28億円と売上高・利益とも回復の見通しである。