アイコン 昭和鉄工(上場、福岡市)、大丈夫か?

何でも屋の昭和鉄工であるが、以前はプラズマテレビに進出して失敗、今では

連結 百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期第一四半期
2,762
-106
-102
-102
10年3月期第一四半期
1,901
-544
-530
-320

連結 百万円
総資産
株主資本
株主資本率
09年3月期
16,046
4,335
27.0%
10年3月期第一四半期
15,082
4,318
28.6%

省エネの業務用エコキュートは堅調のようであるが、得意の「ファンコイルユニット」・「エアハンドリングユニット」など空調関連はダメ。サーモデバイス事業も、太陽電池薄膜用アニール処理炉の初出荷実施ができたものの台湾の液晶パネルメーカー向けの受注・出荷が先方都合により延期されたためダメ、鋳造製品は自動車産業向けがダメなどダメな会社になっている。
こうしたダメダメは何でも屋で強い柱の事業がないことに起因している。自己資本率28.6%と安泰のようであるが、自己資本が43億円しかないと見れば、決して安泰ではない会社である。同社が生き残るには、今のうちに強い事業を構築するしかない。
なお、今期は売上高120億円、経常利益30百万円を予想している。
 

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[ 2009年8月18日 ]
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