アイコン 【豚インフル関連】猛威を振るう沖縄の新型インフル

新型インフルで死亡者や重症者が出ている沖縄県の福祉保健所は、県内で猛威を振るっている豚インフルエンザは、感染して3日以内の発病が68%。2日目が30%、3日目が28%、4日目が15%、5日目が24%、6日目が2%で、全体の60%近い患者が3日以内に発症したとしている。

集団感染が起きた施設の数は、先月下旬が21か所、今月7日までの1週間が84か所だったのに、今月14日までの1週間は103か所に増え、今月21日までの1週間も107か所にのぼっている。
風邪の症状は、咳の症状が出た人が68%、鼻水の症状が出た人が43%など。
 
沖縄で集団感染が起きた315の施設の内訳は、保育所が全体の41%にあたる129か所最も多く、幼稚園が14か所、小学校が55か所、中学校が41か所となっていて、中学生以下の子どもが通う施設が、全体の76%を占めている。
 
沖縄県で調べられた潜伏期間では、今まで考えられた潜伏期間より早く発病している。他県ではこうした潜伏期間の調査はなされておらず、他県での本格調査が必要であろう。板付小学校(福岡市)での豚インフルの感染拡がりを見ると若ければかなり発病は早いようである。
 
こうした沖縄の調査は、今後季節的に爆発的に流行するであろうヤマトンチューでの感染の拡がりの対策に役立つものとなる(国や県は沖縄に学び対策を練るべし)。
なお、全国での推定感染者数は11万人を超えている。
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[ 2009年8月27日 ]
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