富士重工、防衛省に400億円請求
戦闘ヘリ「アパッチ」、計画通り発注せず
防衛省も杜撰、長期防衛計画に基づき、予算編成すべきものを、2001年62機の導入計画を立て、当初10機発注、しかしその後発注なしという。
そのため、富士重工はアパッチの開発会社米ボーイング社に対して、ライセンス生産契約代金400億円を既に支払っており、関連経費を含めた400億円を防衛省に請求することを9月2日決定。
国を防衛する防衛省、他の官庁のように責任の擦り付け合いだけはやめてほしいものである。
ところで、富士重工は、ライセンス料を既に落としているのであろうか、そうであれば、特利が発生する。しかし、名車スバル360の富士重工も今ではトヨタ傘下、経営状態は良くない。
連結/百万円 | 2009年3月期 | 2008年3月期 | 2007年3月期 |
売上高 | 1,445,790 | 1,572,346 | 1,494,817 |
営業利益 | -5,803 | 45,680 | 47,906 |
経常利益 | -4,600 | 45,437 | 42,215 |
当期利益 | -69,933 | 18,481 | 31,899 |
総資産 | 1,165,431 | 1,296,388 | 1,316,041 |
自己資本 | 393,946 | 493,397 | 494,004 |
資本金 | 153,795 | 153,795 | 153,795 |
有利子負債 | 381,688 | 304,547 | 343,854 |
自己資本 | 33.80% | 38.10% | 37.50% |
なお、2007年1月9日防衛庁から防衛省になったが、初代防衛省大臣は、長崎県輩出の久間(元)大臣である。歴史に刻まれる。
[ 2009年9月 3日 ]