そこで某ゼネコン人が期待するのは、異常気象・大雨・台風・地震何でもごじゃれという。「新潟地震では大手ゼネコンが特需に沸いた」そうだ。
福岡沖地震では、逆に被害にあった業者もいる。震源近くの玄海島が一番被害にあったが、島の災害復旧工事の終盤の建築物でウベハウスが受注していた物件があったという。ところがウベハウスと共に協力業者が建築物を完成させたものの、元請のウベハウスから手形で支払を受け、見事不渡りにあったという。その業者さんは、福岡沖地震で娘さんが買って3年しか経たないマンションがグチャグチャになり、大変な被害を被ったと言っていた。全く踏んだり蹴ったりである。
仕事にありつけたとしても下請けでは二次災害にあう危険性があるという、嘘のような本当のお話。