アイコン 廣済堂、櫻井創業家でゴタゴタか?

廣済堂は、故櫻井文雄氏が「桜井謄写堂」を創業したのに始まるが、平成17年3月、同社は故文雄氏の相続人から株式の譲渡を受けていた。
しかし、今般相続人の1人から当譲渡につき、訴訟が提起され、3億41百万円の損害賠償請求訴訟を同社が受けたものである。

廣済堂は、西鉄ライオンズとは縁も所縁(ゆかり)もあり、西鉄がライオンズ経営から逃げ出し、太平洋クラブライオンズに売却。1977年クラウンライターライオンズに移行、そのクラウンライターの親会社が廣済堂であった。その後西武が買収して今日のライオンズがある。廣済堂はスポーツ関係との関係も深く、出版物でも良く知られているが、現在でもレディスゴルフ大会の冠スポンサーでもある。
※喫煙ファンには懐かしいビックの100円ガスライターも当初廣済堂が日本で売り出しビッグヒットさせた。

廣済堂大株主              3/31日現在
氏名又は名称
所有株式数
割合(%)
(千株)
(合同)ジュピターインベストメント
2,939
11.79
櫻井氏
2,454
9.84
エイチ・エス証券
1,840
7.38
学習研究社
1,168
4.68
廣済堂取引先持株会
872
3.5
清水氏
642
2.57
廣済堂社員持株会
631
2.53
日本トラスティ・サービス
630
2.53
澤田ホールディングス
537
2.15
静岡中央銀行
510
2.04
12,225
49.05
同社はグループでゴルフ場や斎場も有しており、連結売上高463億円に対して総資産は904億円(自己資本102億円)に達する。株価248円。
[ 2009年9月 1日 ]
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