丸和(上場、北九州市)、広島のユアーズの実力もここまでか
北九州市のスーパー丸和は、ダイエー・イオン・サンリブの超大型店進出でジリ貧になっていたところを05年1月広島のユアーズ(現在41.1%の株持つ親会社)が愛の手を差し伸べ、実質傘下になっていたが、消費不況を克服することはなかなか難しいようである。
連結 百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年1月期中間期 | 19,712 | -133 | -301 | -147 |
10年1月期中間期 | 18,847 | -196 | -336 | -409 |
なお、通期予想では売上高400億円、営業利益3.6億円、経常利益1.7億円を予想している。
08年4月には、石原商事(破綻前はとんでもないデタラメ会社)を子会社化するなど、積極果敢な動きを見せているユア-ズグループであるが、丸和も改善カイゼンを進めてきた。しかしここまでが限界と見える。
なお、ユア-ズの売上高は、同社のHPでとても新鮮でない06年9月の売上高393億円を記載したままである。来年には業績を丸和の親会社として開示する責任が生じる。
[ 2009年9月 7日 ]