アイコン 新電元、本田技研筆頭株主に

 本田技研は、新電元工業の第3者割当増資を引き受け、2.31%から13.02%の持ち株比率になり筆頭株主に躍り出た。

これまでの筆頭株主であった中央不動産に対しても同時に割当増資を行い、中央不動産は、持株数は多くなったものの、11.36%から11.32%と若干持株比率は落ち第2位となった。
同社は元々ホンダ車両の電装品を主力に、パワー半導体・IC、通信向け等の電源機器も扱っている。前期132億円の赤字を露呈しており、自己資本も08/3期403億14百万円(同率38.2%)から233億91百万円(25.8%)まで急減、本田技研が割当増資を引き受けることで信用救済したものと思われる。
なお、同社の今期予想は、売上高724億円、経常利益30億円、当期利益▲11億円と経常利益段階では前期▲65億円から30億円の黒字に転換される見通しである。
株価9月7日、前日比-2円の236円。明日は動くか?

[ 2009年9月 8日 ]
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