アイコン 電通支配強まる恐れ、吉本興業

元ソニーの代表であった出井氏が代表を務める投資会社クオンタム・エンターテイメント㈱が実施。

TOBの軍資金は、フジ・メディア・ホールディングス、日本テレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京、電通、ソフトバンク、ヤフー、大成土地、大成建設、岩井証券、フェイス、京楽産業が総額190億円、MCo1号投資事業有限責任組合(メザニン)が50億円の出資して、計240億円を出資する。目先の軍資金は、クオンタム・エンターテイメントが、三井住友銀行、住友信託銀行、みずほ銀行から合計300億円調達して対応する。吉本興業は非公開企業となる。
気になるのは、電通、ソフトバンク、ヤフー、フェイスなどの存在、テレビ各局は営業上電通にコントロールされており、吉本も電通に実質左右されるようになろう。
既に公開買付けは始まっているが、市場の反応は興味がなさそうである。

NHKでの吉本興業の露出が非常に多くなっている。視聴率稼ぎかもしれないが、硬派で通す局も1局ぐらいあってもいいだろう。過去1億人総バカ時代といわれた時期があったが、視聴率至上主義の民法もだらしないし、NHKの番組も見れる番組が非常に限られてきている。
国際比較の子供の学力問題を云々する前にテレビ番組をどうにかしなければ、子供の思考力は育たない。親も小さいときからテレビ付けで育っており親に言っても仕方ない。

 

[ 2009年9月15日 ]
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