アイコン 花王、特定保健用食品(トクホ)に発がん性物質

行政に科学的根拠を提出し表示の許可を得た食品が、特定保健用食品(トクホ)であるが、花王は16日、特定保健用食品「エコナ」シリーズ全商品について、17日に出荷を停止、販売を自粛すると発表した。

出荷停止・販売自粛の措置を取った商品は、食用油やマヨネーズ、ドレッシングオイルなど46商品と、同商品を使ったドッグフード13商品を合わせ計59品目。
理由は、「グリシドール脂肪酸エステル」が多く含まれ、発がん性のある「グリシドール」という物質に分解される可能性があるためとしている。欧州では既に同問題が指摘されていた。グリシドール脂肪酸エステルは、油脂の製造工程における一般的な脱臭の過程で副生されるもので、パーム油等の精製植物油にも含まれていると報告している。
 花王は、今回自主的に出荷停止にしているが、厚労省が許可しており、行政は海外のこうした動きをチェックできていない。
 また、あくまで流通している分は、販売自粛であり、糞田舎の食品店舗の棚からなくなるのには相当な時間がかかると思われる。
今回の事件で、トクホといっても安全であるという証には決してなってないことを証明

[ 2009年9月17日 ]
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