アイコン 栄泉不動産のその後

アライアンスが8月17日、栄泉不動産の「ロイヤルアーク室見川ハウス」(総戸数70戸)のスポンサーになり事業承継して販売中。

関東では9月11日に、フィンテックグローバルと複数物件の事業を承継するスポンサー契約を締結して販売にかかっている。
以上くらいしか進展のない栄泉不動産であるが、民事再生手続における再生計画案の提出期限の平成21年9月15日を、お先真っ暗により計画案立案ができず、大阪地裁に延伸願いをして12月15日まで延長してもらった(素直に自己破産したら・・・)。
販売もろくにできない体制になり、アウトレット業者に格安販売させているのが、現状である。当然共同開発案件では、残る開発業者の持分が多い物件は、開発が進められていると思われるが、単独案件や同社が開発の過半を占める物件は、その進捗により福岡市の千早のようにクレーンだけがむなしく立っている状態と思われる。
栄泉の破綻はハゲタカの親玉モルガン・スタンレーや住友生命(両社が株主)に騙されたようなものである。
  
破綻時の物件明細

[ 2009年9月24日 ]
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