アイコン 新立川航空機あんたの負け?、ハゲタカの訴え

新立川航空機は、6月24日開催の提示株主総会における取締役選任決議に対し、「決議の方法が法令に違反し、取消事由が存在する」として、ロイヤル バンク オブ カナダ トラスト カンパニー(ケイマン)リミテッド( 英領西インド諸島、ケイマン諸島、グランド・ケイマンKY1-1110、ジョージ・タウン、シェデン・ロード24 私書箱1586)及びエフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディーから訴えられた。

【大株主の状況】
09年3月31日現在
氏名又は名称
所有割合()
立飛開発株式会社
24.91
立飛企業
24.16
①アールビーシートラストコーケイマン オーストラステイーオブイーピーエル1ユーテイー
19.89
株式会社IHI
9.56
大成建設株式会社
1.85
株式会社みずほ銀行
1.71
東京建物株式会社
1.36
株式会社IHIビジネスサポート
1.16
みずほ信託銀行信託口西松建設
0.91
②ロイヤルバンクオブカナダ(チャネルアイランド)リミテッドレジアカウント
0.79
86.36
※ 立飛企業は議決権なし、IHIは14.23%
外資は上記①と②の2社のほか③エフィッシモ キャピタル マネージメント ピーティーイー エルティーディー(シンガポール)が19.71%保有していることを09年3月16日付けで財務局に報告している。 
議決権株数 83,178個 ①+②+③=44,560個 ⇒53.57% 外資の勝ち?
しかし、③が09年3月16日時点で19.71%保有(関東財務局届出)しているとしたら、上記表の大株主の合計86.36%であり、100%超えてしまうというおかしな現象が生じる。
①は株名義をそのままにして、株が③に実質移動しているのかもしれないが、③は08年4月7日付けでも17,140個(15.55%)保有していると関東財務局に届けている。③は何故名義を書き換えなかったのであろうか? 今回の訴訟は②と③であり、①は対応していない。何れ裁判で明らかにされよう。
ハゲタカの巣窟ケイマンもチャネル(英領・ノルマンディ半島の北の島)も租税回避地(タックス・ヘイブン)である。

 

[ 2009年9月25日 ]
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