②百貨店・量販店市場分野

百貨店における各種展示会などの催事運営業務や装飾業務などを多数手掛けたが、大規模の新装・改装工事が少なかったため、売上高は98億52百万円（前年同期比11.9％減）。

 

③複合商業施設市場分野

企画・設計・施工に加え、テナントリーシング業務などトータルなサービス提供をおこなったことが高く評価され、「ミント神戸」や福岡・天神の「ＶＩＯＲＯ」など大型商業施設を手掛けたほか、駅周辺の地下街や商業ビルにおける環境演出などを手掛けたことにより、売上高は42億87百万円（前年同期比17.0％増）。

 

④広報・販売促進市場分野

エネルギー関連企業や大手電機メーカーの大型展示施設を多数手掛けたほか、自動車メーカーや住宅設備関連企業のショールームの新装・改装工事、モバイル関連企業のセールスプロモーション業務などを手掛けたことにより、売上高は211億10百万円 (前年同期比12.2％増)。

 

⑤博物館・美術館市場分野

「国立科学博物館 本館」をはじめとする文化・学術施設における展示業務を手掛けたほか、「佐賀県立宇宙科学館」や「葛飾柴又寅さん記念館」など、指定管理者制度にもとづく運営管理業務を受託いたしましたが、大型展示施設の計画が減少していることにより、売上高は65億66百万円（前年同期比39.1％減）。

 

⑥余暇施設市場分野

東京・豊洲の大型商業施設内にオープンした体験型テーマパーク「キッザニア東京」における環境演出やパビリオンの内装工事などを手掛けたほか、遊園地におけるアトラクションの展示演出業務や都市型アミューズメント施設の新装・改装工事などを多数手掛けたことにより、売上高は50億78百万円（前年同期比101.5％増）。

 

⑥博覧会・イベント市場分野

行政や民間企業が主催する各種イベントを手掛けたが、大型博覧会の開催がなく、売上高は8億63百万円（前年同期比87.1％減）。

 

⑦その他市場分野

ホテルやブライダル施設の新装・改装工事をはじめ、大型からくり時計などを手掛けたほか、医療関連施設や教育機関の展示施設、企業のオフィススペースの内装工事などを手掛けたが、売上高は52億28百万円（前年同期比37.1％減）。

 

⑧不動産開発事業

販売用不動産やサブリース物件における賃料収入が増加したほか、プロパティマネジメントやリーシングにともなう手数料収入などにより、売上高は3億66百万円。

 

⑨飲食・物販事業

博物館や商業施設における飲食店・物販店の店舗運営業務を手掛けたほか、スーベニアグッズなどの企画開発・制作業務などを手掛けたことにより、売上高は13億56百万円。

以上の結果、当社グループの当連結会計年度の売上高は820億72百万円（前年同期比3.7％増）となっている。

 としている。