アイコン ドロップシッピング詐欺ついに名古屋で集団訴訟へ

投稿者 = お笑い芸人入江塾

ドロップシッピング詐欺ついに名古屋で集団訴訟へ
11月19日木曜日の東京新聞朝刊を見てください。

販売店に在庫はたくさんありますので、一部100円

ドロップシッピング詐欺
2009/06/16

ドロップシッピング商法とインフルエンザマスク
 インフルエンザ対策で風邪予防マスクから工場用の防塵マスクまでが「インフルエンザ予防マスク」として、不当に高額な値段で取引され、ネット上でマスク不足とマスク価格の暴騰が起ったニュースから1ヶ月。マスクのネット売買が混乱したのは楽天が楽天モールの加盟店に「このインフルエンザ景気にマスクを売りまくって儲けましょう!」とマスク販売を唆したのが主要な原因だと思っていた。

 しかし知人から聞いたところによると、楽天のやった行為など単なる販売店騙しで大したことないそうだ。インフルエンザ騒動でマスクの高騰を煽って、そこら中に大迷惑を撒き散らしたのは「ドロップシッピング」というネット商売の胴元だという。

 ドロップシッピングというのは「在庫は『一切なし』でインターネットショップを開業できマスクから車まで『物販-商品販売』ができる」システムのことである。

 (マスクを例にとってドロップシッピングの流れを説明する)
 なんで在庫なしで商品販売ができるかというと、ネット上に作った自分のショップHPに、現時点では他人(卸売業者)に所有権のあるマスクを自分が「仕入れたつもり」で掲載する。

 マスク10枚セットを卸売業者から100円で仕入れ、先月のようにマスク不足の際になら5,000円で売ってもかまわない。もちろん、「仕入れたつもり」でHPには「マスク10枚セット5,000円-即日発送」等と書いておく。

 ちょっと変なのは(利便性の為でこれが『在庫ゼロ』の要因なのだそうだが)、HPで購入者からマスクの注文を取るのは自分だが、商品は一度も自分の目の前を通らずに卸売業者からダイレクトに購入者へ郵送されるところである。

 こうなると、自分のHPに他社の広告を張って、クリックされたら広告代金がもらえる「アフィリエイト」と同じじゃないの?と思われる人がほとんどだろう。自分のHP上で使った事もない商品の美辞麗句を並べて、HPを見ている人に購入動機をおこさせて「お小遣い」稼ぎをするという点では同じである。

 ドロップシッピングとアフィリエイトとの一番の違いは、商品の販売責任である。広告代理業務であるアフィリエイトには販売責任はないが、物販代理業務であるドロップシッピングには販売者の責任というものが生ずる。ドロップシッピングは一応は、一度は仕入れたつもりで商品紹介するから、商品の値段は買ってに自分で決めていいというのは上記したとおりだ

[ 2009年11月20日 ]
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