アイコン 【長崎】談合で建設会社社長逮捕

諫早市土地開発公社が発注した流通産業団地の造成工事の入札で自分の会社が落札できるようほかの業者に働きかけて談合を行ったとして、諫早市の建設会社の社長が競売入札妨害の疑いで逮捕された。

 逮捕されたのは諫早市久山台の建設会社、創建設の社長大塚勉容疑者(53)。
 警察の調べによりると大塚社長は去年4月下旬に発注された「諫早流通産業団地」の造成工事の指名競争入札で、入札前の4月中旬ごろに自分の会社が落札できるようほかの業者に働きかけて談合を行ったとして、競売入札妨害の疑いが持たれている。
 入札には創建設のほか、県内の12の建設業者が参加、3,077万1000円の最低制限価格に対して創建設が3,965万円で落札していた。
 警察の調べに対して大塚社長は「談合したことは間違いありません」と容疑を認めているという。
 警察は、25日午前10時から創建設や工事を発注した諫早市土地開発公社などおよそ20ヶ所を捜索、このうち創建設の事務所では午後2時すぎまでに段ボール7箱分の関係書類などを押収した。
 警察は入札に参加したほかの業者からも事情を聞くなどして、談合の実態解明を進めるとしている。
 

[ 2009年11月26日 ]
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