アイコン 穴吹工務店 解体始まる/穴吹ミサワホーム売却

ミサワホームは、24日更生管財人と協議し、穴吹ミサワホームを買収することで合意したと発表した。
穴吹ミサワホームは、ミサワホームの地域FCとして四国を担当、四国各地に営業店舗をあり、これまでにもミサワホームが15%の株を有していた。

ミサワホームは、原価(純資産÷発行株数)以下で取得したと見え、今期決算に与える影響は軽微と称している。
ならば、いくらか算定、純資産9億90百万円、発行株数45,000株、1株あたり2万2,006円、買収株数3万8,300株 〆て8億4,284万円となっている。
ミサワが軽微と称するからには、現在の過度に落ち込んでいる住宅着工件数など持ち出し、プレミアム特価で取得したものと思われる。
売上高114億84百万円、営業利益294百万円、経常利益306百万円、当期利益162百万円の企業である。ここ3期連続して経常利益は3億円以上計上している会社である。
更生管財人とは、企業経済などまったく知らない弁護士などが殆どである。ましてや裁判所から決まったお金しか貰えず、通常割りに合わない仕事とされる。それゆえ、早く片付けようとする。またミサワ側の弁護士が大物だったら田舎の弁護士など一溜まりもない。
ケチつけるわけではないが、性急過ぎるということだ。会社売却の基本は入札、会社売却予定価格は、第3者の3社から株価算定書を取り寄せ、ミサワの申し入れ価格の妥当性を見ることである。
 更生管財人に何か言うと「裁判長の許可を取っている」と居直る。裁判長も弁護士も企業経済に付いては、ズブの素人である。
 こうしたことが、現在の穴吹工務店の利益が損なわれることになり、強いては債権者の利益に反することになるから述べたまで。

 ミサワホームの3月期決算予想、
売上高3,500億円 営業利益75億円 経常利益60億円 当期利益25億円
(軽微の表現が購入価格が資産もしくは資本計上するためとしても第3者の算定書3つは必要)

 

 

[ 2009年12月25日 ]
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