レオパレス21/第③四半期・借上住宅制度の恐怖現実に
同社の決算を見ていたら、借上含む賃貸住宅事業や住宅家賃保証の10年後を見ているようである。賃貸事業の第③四半期は、売上高が2,558億99百万円(前年同期比0.3%減)、対して営業損失は、空室損失引当金繰入額93億26百万円の計上等により、303億21百万円(前年同期は営業利益25億27百万円)となっている。入居率が悪化すれば当然大きな痛手を負うことになる。
建築売上高が伸びている場合は、その建築利益で入居率悪化による損をカバーできるが、その伸びが止まった瞬間、賃貸事業での損失が表面化することになる。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期第③四半期連結 | 473,481 | 24,782 | 17,600 | 2,941 |
10年3月期第③四半期連結 | 434,409 | -22,034 | -26,259 | -27,126 |
10月3月期連結予想 | 624,800 | -28,200 | -33,300 | -35,100 |
[ 2010年2月 8日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/