シノケン/第③四半期・NIS-Fの増資引受けで継続企業の注記解消
<継続企業に関わる注記事項の解消>
同社は、昨年7月31日付の第三者割当増資により6億円の資金調達にて財政基盤の強化を図るとともに、割当先であるNISバリューアップ・ファンド2号投資事業組合から役員を受入れ、経営基盤の強化も図った。さらに、主力事業である不動産販売事業に係る受注においても回復傾向にあり、それらの仕入資金に関する金融機関の支援体制も確立できた。依然として不動産市場は不透明な状況下にあるが、事業資金の安定確保、低コスト構造の確立、受注・仕入体制の確立、経営陣の強化の実現により、当連結会計年度末において継続企業の前提に関する重要な不確実性は存在しないとの判断から、当該注記を解消したとしている。
<状 況>
不動産業界については、継続している金融機関の融資姿勢の厳格化や景気低迷の影響、季節的変動の影響もあったが、不動産投資関連市場の環境悪化に対応すべく、新規顧客の獲得及び顧客層の拡大等を実施し、重点的にサラリーマン・公務員層に対し個人向けアパート経営及び投資マンションの提案を行ってきた。また、前年度に評価損を計上した物件の販売も概ね完了したことを受け、新たに優良なアパートならびにマンション用地の確保に努めてきた。投資マンション販売及び、不動産賃貸管理事業)を中心に収益基盤・財務基盤の強化充実を図ると同時に、株式会社えんとの資本・業務提携や海外子会社のM&Aを通じて、黒字回復はもとより、更なる業績の向上に努めているとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期第③四半期 | 15,102 | -1,826 | -2,191 | -4,145 |
10年3月期第③四半期 | 11,982 | -324 | -848 | -953 |
10年3月期予想 | 16,500 | 750 | 400 | 240 |
10年③月期第③四半期 | 総資産 | 純資産 | 3500 | 自己資本率 |
14,102 | 700 | 696 | 4.9% |
※海外子会社云々と言っている以上はまだまだである。NISを利用するのはいいが、逆に木村に利用されたらおしまいである。
[ 2010年2月15日 ]
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