アイコン 郵船とともに日本の商船軍団「三井商船」/急激に萎んだ世界の物流

自動車はズッコケ、原油は新造船の大量の就航もあり価格が軟化、バルク船は上がったり下がったりして安定せずとしている。平均90円/$の円高も痛いとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
税引前利益
当期利益
09年3月期第③四半期
1,569,822
203,522
219,320
137,650
10年3月期第③四半期
985,382
2,388
3,758
2,207

同社では、世界経済を次の通り分析している。
米国では、自動車購入支援などの景気刺激策の効果を背景に、自動車、家電等への個人消費が回復基調となり、住宅投資も持ち直しの兆しが見える。
欧州でも雇用環境は厳しい一方、輸出が改善し在庫調整が進展するなど、回復のペースは遅いながらも経済成長がプラスに転じ始めた。
中国では4兆元の景気刺激策に伴い、個人消費や政府インフラ投資などの内需が主導して2009年では年間8.7%の高成長を維持している。
また、インド、ブラジル等の新興国でも、個人消費が堅調に伸びるなど、経済回復が進んでいる。
なお、11月末にドバイショックが発生し、世界経済への悪影響が懸念されたが、その後沈静化している。
国内は、円高とデフレの逆風の中、雇用・設備の過剰感が続いたものの、エコポイントやエコカー減税などの経済対策により個人消費が改善したほか、鉱工業生産が持ち直すなど企業業況も改善方向にあり、ペースは鈍いながらも回復しつつあるとしている。 

[ 2010年2月 2日 ]
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