アイコン ヤマノホールディングス/関係会社が新株権行使して1億円調達

昨年は監理銘柄入り、金融機関に対しての支払が期限にできず、期限を1ヶ月延長、関連会社に増資を引き受けてもらい資金を捻出して支払った。今年は山野彰英会長殿がインサイダーで課徴金の支払い、何やってるやらヤマノホールディングスである。

山野彰英元会長が所有するヤマノネットワーク社は、ヤマノホールディングスの子会社でも何でもなく、ただ単に山野彰英の持株会社のような存在。山野彰英氏がどれほど・・を持っていることやら、インサイダーまでやるからにはこれまでにタンマリ隠し持っているのであろうが。今回ヤマノネットワークが所有していた新株引受権を行使したことによりヤマノホールディングスに1億円入金、自己資本率もマイナスからプラスに転じたと思われるが、こうした会社の決算など信用する方が難しい。
 山野彰英元会長は、故山野愛子女史の3男坊、美容室などの「ビューティトップヤマノ」(本流)グループとの関係では、当人が取締役に入ってはいるものの中枢での存在ではない。ヤマノホールディングスは元々山野彰英が介在し、蒲団屋のかねもりと印刷機器の日本エスピーエスが合体させた会社。代表に納まり本業そこのけで錬金術投資を行い、買収ばかりして表向き成長させたが、ぼろがボロボロ出てきている昨今の会社状況である。ここが破綻しても山野一族のビューティトップヤマノグループに影響はなく、痛くも痒くもない存在である。 
同社は、山野彰英だけが大株主として、また個人的に所有しているヤマノネットワーク社などが痛むだけ。完全に分けて見ないと痛い目にあう。
 

[ 2010年3月29日 ]
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