東急コミュニティー/特損計上で今3月期決算予想修正
不動産バブルが弾けたのだから、ある程度仕方ない面もあるが同社は、賃貸物件で、匿名組合出資金の実質価額が、組入れ物件の賃料見直しに伴い、下落する見通しとなり、平成22 年3月期第4四半期に、匿名組合出資金評価損 1,168 百万円評価損失を計上すると発表した。
今期の前回の当期利益予想は40億30百万円が、今回の修正予想で33億38百万円となる見通しである。
<09/3月期の事業別構成>
事業別売上高 | 金額(百万円) | 構成比(%) |
管理業 | 73,500 | 67.0 |
マンション管理 | 39,487 | 36.0 |
ビル管理 | 25,402 | 23.1 |
その他 | 8,610 | 7.9 |
賃貸業 | 17,371 | 15.8 |
工事業 | 16,604 | 15.1 |
その他 | 2,657 | 2.4 |
セグメント間消去 | △339 | △0.3 |
合 計 | 109,794 | 100 |
09/3期決算は、売上高1097億94百万円、経常利益64億56百万円、当期利益37億26百万円であった。
なお、責任を取らせられたのか何なのか不明であるが、半田代表取締役専務が4月1日付けで取締役に降格される役員人事も発表している。
[ 2010年3月25日 ]
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