3月21日配送分からスタートし、佐川急便が購入したCO2排出権がすべて引き当てられ次第終了する。商品配送1個につき、新日本製薬が2円、佐川急便が1円をそれぞれ負担する。
「CO2排出権付き飛脚宅配便」は一般生活者に身近な宅配便を通じ、京都議定書で定められた日本の温室効果ガス排出削減目標である「マイナス6％」に貢献できる業界初のサービスとして佐川急便が開発した。
佐川急便が2008年、三井住友銀行を通じ、国連で承認された温室効果ガス削減プロジェクトによるCO2排出権（1万トン）をインド・タミル地方風力発電プロジェクトから購入、通信販売事業者向けに商品化した。
これまでに、11万6,000個の取り扱い実績があり、CO2排出権95トンを日本政府に譲渡している。
新日本製薬の通信販売で購入された商品のすべてが、「CO2排出権付き飛脚宅配便」で購入者に佐川急便が配達する。
新日本薬品のこうして支払った環境権は、佐川急便を通じて日本政府に無償譲渡される。譲渡されたCO2排出権は、京都議定書で日本が削減しなければならない温室効果ガスの「マイナス6％」分にカウントされるという。 

福岡は全国的にも通販業者が多い、福岡の大手通販業者が新日本製薬に続いてもらいたいものである。
福岡には新日本製薬のほか、「香醋」「にんにく卵黄」のやずや、青汁のキューサイとアサヒ緑健、「皇潤」のエバーライフ、「茶のしずく」の悠香など全国的にも有力企業が非常に多い。