アイコン 栄泉不動産・巨大マンション開発中物件/大和ハウスが引き継ぎ 大林組動き出す

2月発表されていた福岡市東区千早(JR千早駅そば)の超大型分譲マンション「ロイヤルアーク千早ザ・タワーズ」は、施主交代により「プレミスト千早タワー」となり、現場が引き続き大林組で動き出した。
 

当物件は、当初栄泉不動産・大和システム・第一交通産業の3社共同企画で開発中であったが、メインの栄泉不動産がズッコケたため、大和ハウスをメインとした開発業者が変更され、工事が再開されたものである。
昨年1月末栄泉不動産がズッコケ、現場がストップしてからちょうど1年経過、この間工事協力業者も何社か破綻するなど、大型物件であったことから地元下請業者の期待も大きく、安堵の声が寄せられている。
大和ハウスは、ロイヤルホテルの名でも知られていることから、そのままのマンション名を使用するかと思われていたが嫌い、同社固有のブランド名を使用しての再開となっている。
なお当現場の横では、世界最高のエンターテインメント集団“シルク・ドゥ・ソレイユ”による 夢のスーパーサーカス「コルテオ福岡公演」が2月11日~4月4日までの予定で開催されている。

「プレミスト千早タワー(元、ロイヤルアーク千早ザ・タワーズ)」概 要
開発業者:大和ハウス工業75%、第一交通産業25%の共同開発
(元は栄泉不動産・大和システム・第一交通産業)
施 工:大林組
建物概要:地上31階建の免震超高層ツインタワー(2棟)、および8階建センターレジデンスの3棟構成による全521戸。
建物高さ:最高部111.4m(A棟、B棟)、最高部約30m(C棟)
敷地面積:9,096㎡(2751.54坪)
延床面積:72,908.95㎡

栄泉不動産は福岡では3ヶ所で開発していたが、
① 大野城市の建設途中物件はアライアンスに譲渡され「AlicStyleナチュラス大野城」(33戸、施工:高松組⇒日建建設、竣工予定平成22年9月)として販売中である。
② 福岡市西区の九大学研都市駅前の物件は、西武ハウスに譲渡され「モントーレ九大学研都市駅前」(90戸、施工:さとうベネック・大淀開発JV、竣工予定平成22年5月)として販売中であるが、残り販売戸数は7戸となっている。
③ 「プレミスト千早タワー」も動き出し、これで福岡の全物件が片付いた。
大和ハウス側は、販売開始時期はまだ未定としている。
 

完成予想図
[ 2010年3月 4日 ]
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