アイコン 分譲住宅の東栄住宅/利益大幅増の修正

同社は首都圏で3000万円台の分譲住宅を開発しているパワービルダーであるが、前期評価損も加わり大幅な赤字を露呈したものの、本年1月期は軌道修正が行われ、売上高は大きく減じるが、肝心の利益は営業利益段階から黒字を確保、最終利益は繰延税金資産のうち14億49百万円が回収可能見通しで大幅増すると発表した。

決算期
2007年1月期
2008年1月期
2009年1月期
2010年1月期予
売上高
118,669
103,191
99,395
80,775
営業利益
5,761
2,081
-2,134
3,034
経常利益
5,043
866
-3,556
2,137
当期利益
2,567
43
-13,749
3,374
総資産
113,089
131,456
71,483
 
自己資本
39,397
38,009
23,768
 
資本金
7,798
7,809
7,809
 
有利子負債
57,531
81,104
37,810
 
自己資本率
34.80%
28.90%
33.20%
 

     タマホームさんは、パワービルダーを真似しようとして土地を買い込んだのであろうか、それとも仲間入りしようと積水・大和のように自社開発しようとしたのであろうか、それとも既存売れ残りの分譲地を自社なら販売できると過信して購入したのであろうか、不明な点が多い。みのもんたとキムタクで全国に浸透した知名度、広告の打ち出しはめっきり減ったが広告イメージは万民に残している。
[ 2010年3月 8日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク