丸東産業/久光製薬様々 減収大増益 2月期決算
丸東産業はフェニックスのごとく蘇った。株主となった久光製薬サロンパスに対して、利益率の良い複合フィルム・単体フィルムが拡大、売上高は全体で前期より減少したものの、営業利益では260.4%増、当期利益に至っては355.2%増となっている。
今期も当期利益が44.6%増の3億35百万円を予想しており、(残念ながら福証であり、どこまで人気化するか不明な点もあるが) 株価120円は大化けする可能性が高い。EPSは、09/2期3.21円、2010/2期14.62円、今期は21.14円まで高まる予想である。今後も久光製薬の子会社として、利益体質は保証されたようなものである。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年2月期実績 | 14,672 | 104 | 90 | 51 |
10年2月期実績 | 13,593 | 377 | 366 | 232 |
11年2月期計画 | 13,675 | 395 | 385 | 335 |
久光製薬が06年10月、ジリ貧になっていた丸東産業の割当増資を引き受けて、子会社化(39.71%保有、第2位は凸版印刷18.86%、浮動株は少ない)したが、終戦処理も終え数値面でもやっと軌道に乗ってきた。
[ 2010年4月16日 ]
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