㈱昭和テックス／鉛を使わないハンダ接合材　接合強度2.5倍

昨年11月に商品化されたハンダ材は、有害物質である鉛やカドミウムを含まないうえ、従来品と比べて接合力が約2.5倍、耐振性が約３倍と飛躍的に向上している。
ＪＲ九州が全面採用決定、年間４,０００万円の売上が既に見込まれている。

JR九州では、軌道のレール間の信号ケーブル端子接合に使用する。今後ＪＲ北海道、ＪＲ四国、東京メトロでも順次採用される予定で、最終的には国内シェア30～40％を目指すとしており、さらにアメリカ、中国、韓国への展開も検討しているという。
株式会社昭和テックス　福岡県古賀市薬王寺１７４３番４(電話：092-946-9100)
社長：吉永隆氏
事業内容：鉄道事業（信号通信工事、レールメッキ工事、鉄道信号保安装置用品の設計・製造・販売）
当製品の開発は（株）昭和テックス、九州工業大学、福岡県工業技術センター機械電子研究所との共同開発。