アイコン 安川情報システム/厳しい3月期決算内容

ロボットの安川電機の子会社である同社は、ビジネスソリューション事業は、移動体通信事業者向けシステム構築が年度後半に入り開発案件が一巡した影響で減少、自動車メーカー等の製造業向けビジネスソリューションも情報関連投資抑制で減少。

組込ソリューション事業は、設備投資の大幅な減少が続きメカトロ分野や半導体製造装置向けの制御ソフトや生産ライン向けのFAシステムの需要が大幅に減少。
トータルソリューション事業は、自治体向け情報通信基盤の構築も堅調に推移したが、大口先は一巡しているとして、大幅な減収減益の3月期決算を発表した。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
17,624
532
524
270
10年3月期実績
13,357
-289
-269
-168
11年3月期計画
14,280
120
200
110

安川電機の世界最先端のロボットが好景気に沸く中国ではひっきりなしに採用されており、製造技術の進化は日進月歩状態である。日本の製造業は海外生産どころか製造業として成立しなくなる企業も向こう10年で多く出現しよう。
[ 2010年4月20日 ]
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