沖電気工業/3月期 売上高の落ち込み▲18.6%
同社は減収の要因を次の通りとしている。
金融システム事業、中国向けATMは増収となったものの、国内の流通向けATMリプレースや営業店システムの大型案件が一巡したことなどから、全体では減収となった。
通信システム事業、通信キャリア向けのGE-PONの出荷台数は増加したものの、「事業の選択と集中」により不採算機種を縮小させたことなどから、全体ではほぼ前年並みとなった。
情報システム事業では、官公庁向けは増収となったものの、法人向けが景気低迷による製造業を中心とした投資抑制の影響を受けた。
オフィス向けカラープリンタ(カラーNIP)では、複合機(MFP)の新商品投入効果により販売台数が増加したものの、本体の価格下落、さらに景気低迷によるカラー印刷の抑制傾向があり減収となった。
ドットインパクトプリンタ(SIDM)、世界市場全体の縮小により減収となったとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期実績 | 545,680 | 410 | -6,189 | -45,011 |
10年3月期実績 | 443,949 | 13,957 | 8,768 | 3,619 |
11年3月期予想 | 450,000 | 12,000 | 8,000 | 4,500 |
[ 2010年4月30日 ]
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