アイコン 第③セクター門司港ホテルの「門司港開発」/ADRにより再建

北九州市の門司港レトロ地区で「門司港ホテル」などを所有する第三セクター「門司港開発」は、実質破綻のADR(裁判外紛争解決手続き)申請を用い、経営再建を進めていることが判明した。

骨子は、金融機関から借金返済の一部繰り延べや市が家賃2200万円を10年度だけ半額にするなどの支援、約3億円かけて老朽化したホテル(9階建て、134室、結婚式場)を改装、3年以内に黒字化を目指し収支改善を図るというもの。
同ホテルそのものは、所有する市が、ジャスマックに1998年の開業以来経営委託しているが、同ホテル代表は本業の自社経営があり、2足の草鞋は・・・・。
前期6年ぶりに赤字となり今期も赤字予想としているとされているが、改装費用等は、本来ホテル側が積み立て(引当金)計上すべきものではなかろうか。
 

[ 2010年4月21日 ]
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