アイコン 破綻したミカドを飯田産業が再建か

飯田産業が、自己破綻したミカドの営業権を一部引き継ぐ動きをしているようだ。現在破産管財人から債権者に対して、そうした一連の動きに対して了解を求めている。

飯田産業は、これまでにもミカドと自社仕様のシステムキッチン開発において協力関係にあり、大いに期待が持てそうである。それに飯田産業やグループ筆頭の一建設はじめ飯田グループにも呼びかければ、ミカド(第2会社のネオミカド?) の再建は、早期に実現することになろう。

こうした事例は、東建コーポレーションがキッチンメーカーのナスステンレスを買収、(故)段谷産業の鳥取の大型新工場を買収してナスが生産基地にしているように、住宅メーカーにとって、システムキッチンや下足箱・収納家具などへ展開もでき、子会社化するメリットがある。また対外的にも「ミカド」ブランドを引き継ぐことにより、以前のような販売展開もできる。
飯田産業の商品開発課に問い合わせたところ、(コンプライアンス上)ノーコメントであったが、質問に対して否定するものではなかった。
 
<パワービルダー飯田グループ>
 
10年期 
09年期
直近の
4/6日の
決算月
売上高・予想
期売上高
自己資本
株価
一建設
200,780
177,280
36,453
3,030
1月
飯田産業
112,600
104,103
32,695
1,634
4月
ファースト住建
38,800
34,993
14,202
615
10月
東栄住宅
80,775
99,395
27,360
828
1月
 合  計
432,955
415,771
 
 
 
 
[ 2010年4月 7日 ]
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