アイコン ダイヨシトラスト/中間期決算発表

同社は、現在の福岡の不動産業界を次のように見ている。
景気低迷を反映した低調な不動産需要、新規オフィスビルの供給過剰から空室対策として、フリーレント等のサービスでのテナント誘致合戦が激化するなど、収益力の低下等を背景に、不動産市況は依然として下落基調が続いている。また、ホテル業界においては、平成23年春の九州新幹線の全線開通を控え、博多駅周辺ではホテルの新規開業及び新設計画が相次いでおり、顧客争奪のための低価格競争が激化しているとしている。

同社の主力事業であるパーキング事業については、採算面を重視した駐車場の新規開拓の選別強化及び収益改善策として、既存駐車場の賃借料の値下げ交渉や料金体系の見直し、並びに不採算駐車場の撤退等に取り組んできたとして、売上高12億54百万円(前年同期比▲1.4%減)、営業利益1億84百万円(前年同期比30.9%増)。
同社の第2四半期累計の新規駐車場開設数は物件数28ヶ所、設置台数284台。不採算駐車場の撤退や短期賃借契約大型駐車場の閉鎖等の減少要因もあったことから、前連結会計年度末と比較して、駐車場の純増数は物件数で5ヶ所の増加、設置台数では110台の増加に留まり、当第2四半期連結会計期間末の物件数は630ヶ所(同2.2%増)、設置台数では6,057台(同2.2%増)となっている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年8月期中間期
1,808
142
105
30
10年8月期中間期
1,557
186
135
70
10年8月期予想
3,233
339
231
128
10/8予の前期比
-22.5%
-15.9%
-28.8%
30.0%

[ 2010年4月12日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク