日本ゼニスパイプ/第③四半期
<コンクリート二次製品等事業>
① ヒューム管および円形マンホール等遠心力締固めコンクリート製品については、付加価
値の高いガラス繊維鉄筋コンクリート管「セミシールドパイプSSP」は増加したものの、需要量が縮小傾向にある中で競争が激化したため販売数量が減少し、売上高は9億77百万円(前年同期比15.8%減)。
②振動締固めコンクリート製品については、販売価格が上昇し収益性が改善したものの、受注競争激化の影響を受け販売数量が減少した結果、売上高は18億78百万円(前年同期比13.4%減)となった。
③防災製品については、落石防護柵である「ループフェンス」の増加が斜面受圧板「PUC」等他製品の減少をカバーし、売上高は6億54百万円(前年同期比11.3%増)となった。
④商品については、引続き利益率の高い案件を優先するなど選別して対応しており、売上高は2億20百万円(前年同期比50.7%減)となった。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるコンクリート等製品事業の売上高は37億31百万円(前年同期比15.5%減)となったが、コンクリート製品の販売価格上昇と製造原価・経費低減により収益性が改善したため、営業利益は2億73百万円(前年同期比68.4%増)となっている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年5月期第③四半期 | 4,827 | 60 | 17 | -48 |
10年3月期第③四半期 | 4,191 | 156 | 109 | 81 |
10年3月期予想 | 5,200 | 150 | 100 | 50 |
[ 2010年4月12日 ]
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