アイコン ジェイエムテクノロジー/増収減益

同社の属する半導体業界は、一部の半導体メーカーの生産に緩やかな回復の兆しが見られるものの、景気下振れリスクへの懸念から半導体メーカーの設備投資はまだ厳しい状況が続いている。 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年2月期実績
2,642
56
49
20
10年2月期実績
3,249
26
30
-7
11年2月期計画
3,200
54
65
33

事業の種類別業績は次のとおり。
①IT事業
IT事業については、ITインフラの構築・設計支援、業務系を中心としたWeb系システムの開発等の分野を中心に既存の顧客との取引拡大を図るとともに新規顧客の開拓に注力した結果、売上高は2,514,154千円(前年同期比20.5%増)となった。年度の前半に発生した若年層を中心とした人員の未稼働・低稼働は年度後半に解消に向かったものの、外注費の増加や連結子会社の業績不振等により、営業利益は169,076千円(前年同期比22.5%減)となった。
②半導体事業
半導体事業については、アプライドマテリアルズジャパンからの業務請負による受注の拡大を図るとともに、国内半導体メーカーからの直受け業務の拡大や部品販売等の強化に注力した結果、売上高は735,807千円(前年同期比32.5%増)となっが、半導体メーカーの設備投資縮小の影響から年度の前半に未稼働・低稼働人員が発生したことや、外注費の増加したこと等により、営業利益は76,074千円(前年同期比9.4%減)となったとしている。
 
[ 2010年4月16日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク