アイコン ベトナム新幹線/日本の新幹線を採用へ

総額5兆2000億円ともいわれるベトナム新幹線1600キロ。ベトナム政府は、首都ハノイと南部のホーチミンを結ぶ高速鉄道の建設計画について、日本の新幹線方式を採用することを閣議決定した。計画によると2012年から工事を開始、2020年までに北のハノイから南下させた300kと南のホーチミン市(旧サイゴン)から北のハノイに向けた400kを開通させ、2035年までに全線開通させるという壮大なビックプロジェクトである。後は資金の問題だけ。

価格的には売出中の中国新幹線が安いと思われるが、フィリッピン・ベトナム・中国・台湾が領有権を主張している南沙諸島で対立していることや、安全や性能面、資金の援助面から日本の新幹線に決定した。ベトナム戦争末期には中国とベトナムが戦争状態に突入した時期もあった。
 大手ゼネコンにとっては、久々の国主導による受注であり、うれしい限りであろう。
日本政府は今後とも中国政府並みに主要閣僚が営業してもらいたいものである。
 

[ 2010年4月16日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(海外、)
スポンサードリンク