アイコン 明豊エンタープライズ/長谷工と共同の信託受益権販売で損失発生

長谷工が所有する信託財産につき、明豊エンタープライズと「信託受益権の購入に関する合意書」という契約を締結して、長谷工が第3者に譲渡したときに譲渡益の配分を受ける予定であったが、計画より安値でしか売却できなかったと見え、逆に損金が発生したと、明豊エンタープライズは報告している。
長谷工のスポンサー(共同開発者)になっていた物件が、長谷工により信託受益権が売却され損金が発生したのであろう。

明豊エンタープライズは、ナンボ損失金が発生したのか発表していない。
2008年1月の業務提携による開発案件だろうが、今の中国でない限り、不動産事業は山もあれば谷もあり、いつでも儲かるということはない。
なお、明豊エンタープライズの今7月期予想は売上高151億50百万円、営業利益7億45百万円、経常利益1億65百万円、当期利益1億20百万円を予想していた。自己資本も27億85百万円であり、損金が大きいと通期赤字になる可能性もあり、自己資本も限りなく小さくなってしまう。
 

[ 2010年4月22日 ]
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