趙希埈氏 フィスコから短期売買に係る利益の返還請求受ける
フィスコは、関東財務局から金融商品取引法第164条第4項に基づく「利益関係書類」を受け取った。(第164条第1項の利益を得ていると判断される売買が認められることによるもの)
それにより、趙希埈氏に対して、平成21年7月売付分11,973,384円を短期売買に係る利益の返還請求を行うと発表した。
第164条1項では、上場企業の役員や主要株主が、6ヶ月以内の短期売買を行った場合、その利益は当該上場会社に返還しなければならないという法律が制定されている。
趙希埈氏は2009年7月7日付け、6,028株で筆頭株主(18.05%)となったが、7月27日3,586株(10.86%)となり第2位へ、7月28日には1,603株(4.86%)となり第4位へと、2009年7月には何回も売却していた。
趙希埈氏は、韓国で2001年8月、脱税で上げられた国民日報の趙希埈(チョ・ヒジュン)元会長だろうか? それとも別人か? 韓国の国民日報は世界最大のキリスト教団体(ギネス記録、統一教会とは異なる)ともいわれる聖神中央教会と密接な繋がりがあるとされている。
フィスコ株は、2010年3月8日22,000円 ⇒4月15日37,600円まで棒上相場、4月23日34,400円で調整局面となっているが、2010年3月28日第3者割当増資を行い、SEQUEDGE INVESTMENT INTERNATIONAL LIMITED(中国系香港)が、54.50%の株を有してフィスコを傘下企業にしたが、それだけで上がったのか? 再度誰か動いたのか?
※2009年12月31日現在の株主構成
1 | インデックス・ホールディングス | 5,978 | 17.9 |
2 | 三木 茂 | 2,978 | 8.92 |
3 | サンジ・インターナショナル | 1,876 | 5.62 |
4 | 楽天証券 | 1,200 | 3.59 |
5 | 朝田 英太郎 | 1,145 | 3.43 |
6 | ロイターエスエー | 1,100 | 3.29 |
7 | 荒川 忠秀 | 656 | 1.96 |
8 | クリスティンキャピタルコーポレーション | 640 | 1.92 |
9 | 國際株式会社 | 542 | 1.62 |
10 | 大阪証券金融 | 419 | 1.25 |
2009年7月7日筆頭株主になった趙希埈氏は、12月31日の株主名簿には影も形もなくなっており、164条により6ヶ月間、利益の返還請求権があるとすれば、7月だけの取引だけではなく、12月までが適用されようが・・・・・。
インデックスHの持株は・・・担保・・・
[ 2010年4月24日 ]
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