京セラ/減収増益 下半期回復へ
同社の部品事業は、売上高が前期に比べ4.6%減少して5,505億35百万円、事業利益は55.6%増加し495億35百万円と利益率は電子デバイス部門等が大幅に改善されている。
また機器事業は、前期に比し5.9%減少して4,214億83百万円となったが、事業利益は115億81百万円増加し73億65百万円となった。なかでも通信機器がウィルコムへの債権89億61億円が不良債権化したことにより、水面下となっているが、回復基調にあるとしている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 税前利益 | 当期利益 |
09年3月期実績 | 1,128,586 | 43,419 | 55,982 | 26,506 |
10年3月期実績 | 1,073,805 | 63,860 | 60,798 | 40,095 |
11年3月期予想 | 1,200,000 | 122,000 | 132,000 | 85,000 |
不景気の影響を受けながらでも利益を出す企業は、回復時の利益が加速する。
[ 2010年4月28日 ]
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