神鋼環境ソリューション/今期は売上高大幅ダウン予想
同社の事業は、水処理・廃棄物処理施設の建設であるが、これまで官製談合が繰り広げられてきた分野である。全国各地に建設されてきたゴミ焼却施設も財政予算面からも少なくなって来るものと思われる。また水処理施設は、受注完成後のメンテナンスが各社随意契約で美味しい仕事になっているようだ。
水処理・廃棄物処理施設は役所や組合が、馴れ合いの大学教授など入れ第3者機関の審査など称して審査しているが、官製により水面下で決定した案件にお墨付きを与える作業でしかない。委員に対して支払う税金が無駄である。委員は裁判員のように住民からの抽選により選ぶべきであろう。
別杵組合ゴミ焼却場の荏原のように、質問状を叩きつけるくらいのことがない限り、日本の官製談合は、総合評価の美名の下に逆にひどくなってきている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期実績 | 86,015 | 2,839 | 2,696 | 1,092 |
10年3月期実績 | 82,887 | 1,759 | 1,650 | 972 |
11年3月期予想 | 68,000 | 1,700 | 1,600 | 1,000 |
[ 2010年4月30日 ]
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