アイコン USEN/第2四半期・音楽・映像配信事業 前期比半減

経済無策の影響が中洲にもひしひしと表れているが、音楽配信事業を主力とするUSENの業績にも大きく影響している。中洲のお姉ちゃんのもとへ遊びに行く人も少なくなり、めっきりオシボリの使用本数も少なくなっているが、歌うお客も少なくなっている。景気が悪いことからBGMも経費節減のため、持参したCDで間に合わせてしまっている。

同社における、有線及びインターネット、通信衛星による多チャンネル音楽放送を主とする業務店向け音楽放送サービスは、景気動向の影響による飲食店等の業務店数の減少や様々な音楽メディアの台頭により、市場は縮小傾向にあるものの、新規分野の開拓やテレマーケティングによる新たな販促手法の導入を進めた結果、当第2四半期連結会計期間末における業務店ユーザー数は、651,171件と比較的安定的に推移したとしている。しかしコンテンツ配信事業の当第2四半期連結会計期間における売上高は、前年同期比▲47.8%減の18,786百万円、営業利益は2,734百万円(前年同四半期比21.5%増)になったとしている。
配信サービス事業は、利用者数を増加させること、利用者に多く利用させることであり、コストは50万件だろうが、500万件だろうがそんなに変わらない。時代とともに顧客層の動きも変わっており、変化についていけなければ退場あるのみ。芽のある新分野へ経営資源を集中すべきであろう。同社の自己資本17億36百万円、同1.1%まで落ちている。借入金も200億円減少している。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年8月期中間期
116,588
1,865
-1,476
77
10年8月期中間期
75,696
2,563
54
-710
10年8月期予想
145,000
6,500
1,000
 -

[ 2010年4月12日 ]
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