旭化成/3月期 利益急回復 住宅部門しっかり
同社の住宅部門(ヘーベルハウス)は、下半期から回復しだし売上高は3,897億円(前期4,099億円、前期より▲4.93%減)、営業利益253億円、今期は売上高4,160億円、営業利益は290億円の増収増益を予想している。あまり目立たない存在であるが、前期比5%弱の落ち込みしか見せていない同社の住宅事業は強いの一言。また同社はスミリン・三井ホーム・積水化学工業(セキスイハイム)とともに共同購買委員会を設置して、原価低減に務めている。
主業のケミカル事業は、不景気により落ち込んでいるが、売上高は09年期6,893億円、10年期6,221億円、11年期7,980億円と大幅に改善してくる予想である。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期実績 | 1,553,108 | 34,959 | 32,500 | 4,745 |
10年3月期実績 | 1,433,595 | 57,622 | 56,367 | 25,286 |
11年3月期予想 | 1,677,000 | 80,000 | 77,500 | 42,500 |
[ 2010年5月11日 ]
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