日本タングステン/3月決算
同社主力事業の粉末冶金事業は、主要製品であるHDD用磁気ヘッド基板やOA機器用等のタングステン線は、前年度と比べ、回復基調の中で売上は増加したが、NTダイカッターや重電用の電極製品は、海外向けの受注が低調に推移したこともあり、売上は減少。また、液晶関連部材用のタングステン棒製品やデジタルカメラ関連用の超精密加工品は、在庫調整の影響等により売上は大幅に減少。
その結果、粉末冶金事業の売上高は前年比▲14.0%減の82億79百万円となり、営業損益は▲3億61百万円の損失となったと厳しい状況が続いている。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期実績 | 10,261 | -432 | -331 | -1,551 |
10年3月期実績 | 8,705 | -339 | -305 | -289 |
11年3月期予想 | 11,800 | 430 | 440 | 430 |
[ 2010年5月14日 ]
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