すてきナイスグループ/3月期 決算数値もすてきでありたい
同社は分譲マンション事業を柱の一つに据える動きをしていたが、シンドイ結果となっている。分譲マンション開発は分譲住宅より工期も短く・管理(販売代理一任等)も容易であるため、手っ取り早いだろうが、09年期のようにちゃんと落とし穴もある。また不振の時期は本業と重なり、補完的な役割も果たさない。売上高至上主義がもたらした結果であろう。本業強化が一番であるが、損益分岐も高くなっているようだ。
<10/3期の事業内容別売上高>
住宅資材売上高:1348億62百万円(前期比▲205億39百万円減)
木材市場売上高: 173億43百万円(前期比▲31億94百万円減)
マンション販売: 401億74百万円
戸建住宅販売 : 70億47百万円
不動産管理等 : 147億11百万円
※住宅資材と木材市場の売上高合計に対して営業利益は13億円と厳しい利益数値。
連結/百万円 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 |
09年3月期実績 | 240,614 | -8,723 | -10,080 | -12,130 |
10年3月期実績 | 222,828 | 2,700 | 1,290 | 513 |
11年3月期予想 | 240,000 | 2,800 | 1,500 | 700 |
[ 2010年5月14日 ]
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