アイコン 飛島建設・ナカノフドー・熊谷組・佐田建設 3月決算

飛島建設 減収減益 低空飛行
同社の受注高は、土木事業は、地方官庁工事が計画を達成するも、中央官庁工事の競争激化により、前期比で199億円減少の572億円。
建築事業は、住宅・不動産市場の停滞や企業の設備投資の抑制といった厳しい市場環境の影響もあり、特にリニューアル・耐震事業といったストック分野が伸び悩み、前期比で124億円減少の457億円。これに開発事業等13億円を加え、総受注高は1,043億円となっている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
142,936
3,428
1,934
500
10年3月期実績
117,829
1,697
285
260
11年3月期予想
131,000
2,000
400
400

 
 
ナカノフドー建設 微増ながらも増収増益 実績積み上げる
同社は建築業を主体としており、海外建設事業の売上高は225億61百万円(前期比▲8.2%減)もしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
116,593
2,902
2,650
1,768
10年3月期実績
120,186
2,956
2,740
1,829
11年3月期予想
120,000
2,700
2,600
1,700

 
 
熊谷組 今期2500億円死守へ
同社は10年3月期前期に比し営業利益率の改善を見ているが、今期は競争激化で帳消しになる可能性もある。土木と建築の両刀使いの同社であるが、官庁工事が減っており、ますます同社の売上高は減ずるものと思われる。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
284,112
4,241
2,323
-5,667
10年3月期実績
266,544
4,993
4,203
2,447
11年3月期予想
250,000
3,700
2,900
1,700

 
 
佐田建設 赤字突入 希望退職者募る
同社は、売上高の急減になす術はなくなり、希望退職者を50名(407名)募るとしている。しかしながら、従業員一人当たり売上高から見ればそれでも多いようである。
同社の自己資本は46億47百万円である。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
36,452
95
127
202
10年3月期実績
27,809
-550
-596
-665
11年3月期予想
28,250
-370
-390
-410

[ 2010年5月18日 ]
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