アイコン 地場上場企業のピエトロ・オーケー食品 3月決算

ピエトロ 日清オイリオからの通販委託受け大幅増収見込む
同社の前期の売上高構成は、ドレッシング等の食品事業の売上高が46億70百万円、レストラン事業は34億90百万円となっている。
同社の今期は、パスタ関連商品の拡販及び平成22年3月12日に発表した日清オイリオグループ株式会社からの業務受託(通信販売業務及び商品開発・生産管理業務)による増収を見込む。レストラン事業は、前期に実施した17店舗の閉鎖14店舗(直営13店舗、FC4店舗、現在店舗数直営35、FC34店舗の計69店舗)の影響があるもののレストラン子会社の通期連結により、ほぼ前期並みの売上を見込む。

これにより、売上高は120億円(前期比44.3%増)を予想している。また、営業利益は、食品事業及び通信販売事業等の売上増加に伴う増益、レストラン事業につき、不採算店舗の閉鎖及び原価の見直し等によるコスト削減により黒字化を見込んでおり、全事業で7億円(前期比22.0%増)の営業利益を予想している。
経常利益は、6億60百万円(前期比23.2%増)、当期純利益は3億5百万円(前期比17.3%減)を予想。なお、平成22年3月期は特別利益として負ののれん発生益93百万円を計上したため、平成23年3月期の当期純利益は平成22年3月期と比べ減益となる見込みであるとしている。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
8,651
140
98
-427
10年3月期実績
8,318
573
535
368
11年3月期予想
12,000
700
660
305

 
 
西日本シティ銀行の天下り先のオーケー食品工業(お稲荷さんの皮製造) 
同じことばかりでは限界があるといえるが、同社は上場当初失敗したため頑なに味付油揚げ一筋で頑張っている。同社が飛躍するには、自己資本の範囲内で同類の食品事業へ進出するか買収するなど手立てが必要であろう。
同社はオーナーが、上場直後きのこ栽培に失敗してから、西日本シティ銀行の天下り先になっている。明日のことを考えれば、もうそろそろ西部ガス(八仙閣やマルタイを傘下)にでも売却した方がよさそうであるが・・・。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
9,166
507
477
-164
10年3月期実績
8,651
451
418
384
11年3月期予想
8,900
440
400
200

[ 2010年5月18日 ]
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