アイコン エス・バイ・エル、大成温調、大本組/3月決算

エス・バイ・エル 攻めも必要では・・・
住宅市場は、住宅ローン減税の拡充、贈与税の非課税措置の拡大、住宅エコポイント制度の創設等の住宅関連政策により期の後半には若干回復傾向が見えたものの、公示地価が2年連続下落、個人所得の悪化等による先行き不透明感が住宅購入意欲の減退を招くなど、厳しい状態が継続している。

このような厳しい事業環境のもと、同社は、適正規模のもとで安定的な収益を見込める事業構造・経営体制の確立を最優先課題として、

     営業効率の向上
     高付加価値商品の市場投入
     生産物流改革の推進
     強固な財務体質の構築 の4つを柱として、住宅メーカーとして原点回帰を図り、基盤となる現場力の回復、営業力の強化を図るとしている。
売上高を落としのはよいが、受注するのは営業社員であり、削り続け、誤ると奈落の底に売上高が落ちることもある。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
53,625
1,017
525
218
10年3月期実績
44,859
825
362
71
11年3月期予想
42,000
1,000
1,700
200
10年3月期実績
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
29,019
8,731
8,690
29.9%

 
 
大成温調 民主党政権により公共投資縮小としている
ハワイやオーストラリアに子会社を持つ空調工事会社の同社は、リーマンショックにおける不動産ミニバブルの崩壊で建築市場が縮小していることから、顧客のゼネコンからの仕事も減っている。同社は民主党政権を批判しても、日本の財政は既に破綻しており、どの党が政権執っても公共投資はもっと激減させるしかない。あま~い。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
51,976
1,893
1,976
997
10年3月期実績
44,342
747
895
436
11年3月期予想
45,000
570
630
280

 
 
大本組 市場縮小には勝てぬ
同社も、坂出カントリークラブを持っていたとは知らなかった。坪内さんのようにゴルフが好きなのであろう。
同社の建設事業売上高は、前期比▲13.5%減の761億74百万円、不動産事業売上高は13億40百万円。建設事業売上高のうち土木工事は前期比▲38.4%減の281億11百万円、建築工事は前期比13.4%の480億63百万円、これらの発注者別内訳は、官公庁21.4%、民間78.6%。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
09年3月期実績
88,518
1,253
1,445
611
10年3月期実績
77,947
911
1,075
951
11年3月期予想
72,400
870
970
920

 
[ 2010年5月18日 ]
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